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2012年06月27日

50度のお湯洗い

◆スゴさその1 鮮度が長持ち
野菜を50度洗いをすると50度洗いしなかったものに比べ、
5日間たってもホウレンソウ、レタス、もやしなどの野菜がほとんどしおれないという現象に。

◆スゴさその2 菌の大幅な減少
50度で洗った野菜は、水だけのものにくらべ菌が10分の1に減るという。
佐賀県の矢山クリニックでは、入院患者さんが生野菜を食べられるように
50度洗いを病院食に導入したという。

◆スゴさその3 野菜だけではない
50度洗いは野菜以外に肉などにも大きな効果があるという。
肉は赤味が鮮やかになり、うま味も閉じ込めてくれるという。
アサリ、カキなどの魚介類をはじめ、きのこ類、果物、加工品にも効果があるという。

◆スゴさその4 番外編
植えてあるチンゲン菜に50度のお湯をまいたところ、この季節に屋外で青々と育ったという。

◆50度洗いの注意点
・50度洗いをしたらよく乾かし、冷蔵庫で保存する。
・お湯は約48~52℃、43℃以下は菌が繁殖するのでNG。
・肉や魚、貝類は50度洗いしたら保存しないですぐ調理すること。

この効果を発見したのが、スチーミング料理技術研究会 平山一政さん。
蒸気技術工学が専門の平山さんで、料理の専門家ではないという。
蒸気の実験をしていたところ偶然発見したという。
<50度洗いのメカニズム>
野菜がしおれるのは細胞の水分を失うからで、50度のお湯に入れると、ヒートショックと
いう現象によって葉っぱの表面の気孔が開き、細胞に水分を取り込むことができるためみずみずしく蘇るという。  


Posted by ケンちゃん at 19:11Comments(0)